猟犬は幸せなのか ― 2007年12月09日 17時05分32秒
今日外でラベンダーの刈り込み作業をやっていたら、
ガリガリに痩せたワンコがふらふらと近寄ってきました。
首輪に発信機が取り付けられているところから
猟犬と推測されました。
とても人懐っこい子で、飛びついてきて愛想をふりまいたりします。
発信機の信号で飼い主もそのうちやってくるだろうから
とりあえずうちに繋いでおこうかと主人と話していましたら、
ワンコは畑にばらまいた米ヌカをがっついて食べています。
ありゃりゃ~かなりお腹が減っているんだわ~
飼い主が迎えにくるまでの間に、フードと水をやろうと思って
家に入ってフードと水を用意し再び外へ出たら、
丁度飼い主が到着したところでした。
なんとなく私はフードの入った容器を
後ろ手で隠し、ワンコの様子をじっと伺います。
ワンコは嬉しそうに飼い主の男性へ飛びついている様子だったので、まずは一安心。
しかし川向こうの停めてある車へワンコを連れていく際に、
多分米ヌカでもいいから食べたかったのでしょう
ワンコは何度も何度もこちらを振り返って名残惜しそうに見ておりました。
猟のことはまったく解らないのですが、猟犬にはあえてフードを与えなかったりするのでしょうか。
異常な痩せ方、米ぬかをがっついて食べる様子からして、断食させられていたのではないかと思われます。
猟犬として改良されてきたワンコだとすると、本能を思う存分発揮できることは幸せなのでしょうが、優秀な猟犬の仕事をさせるためにあえてあまりフードを与えないのはやっぱりかわいそうな気もします。
十分なフードをもらうことによって猟犬として十分働けないのなら、やはり仕方ないのでしょうか。。。う~ん、頭の中で堂々巡りしてます。(-_-;)
しかしながら、米ヌカをがっついて食べていた姿は今でも目に焼きついています。
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